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zoom RSS FIS決定事項: CLポールの長さは身長の83%に最終確定〜今シーズンから〜

<<   作成日時 : 2016/10/01 11:35   >>

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9月最終日の昨日、スイスのチューリッヒで行われていたFIS ミーティングで、数日前に一足早くノルウェーで報じられた、CLのポールの長さ制限新ルールの、即時導入が決定された。


2016-2017の今シーズンから早々に、原則はFIS傘下の全レースに適用される。


先行して報じられたポールの長さの制限パーセンテージは、発案国ドイツの「選手の身長の85%」であったが、昨日の FIS Meeting で84% 案を提案していたノルウェーと、82% 案を提案していたその他の国々の折衷案として、「CLのポールの長さは、選手の身長の83% の長さ」で、決定された。


選手の身長は、CLのブーツを履いた状態で計測すること、又、ポールの長さはバスケットの石突(いしずき)先端部からストラップの接続部分で決まるとのこと(メーカーにより、ポールグリップの形状が微妙に異なるため)。

画像


赤線のストラップの根元 (グリップ本体との接続部分)から、石突の先端部分の長さが対象となる。

Photo: Courtesy of Atle Smenes (@Smeckham) Via Twitter dated Oct 01, 2016, 0:14 Japan Time
Posted here only for personal use


8年程前から、Birkebeineren、Vasaloppet, Mrcialonga 等、コースが比較的フラットな為、CL レースでグリップワックスを塗らず、DPのみで完走をするエリート・アスリートが出始め、この数年の間に、道具の面ではグリップワックス無しのCL板から、SKの板で出走する選手が激増。ひたすらDPで押すレース展開の流れから、パワーと正しいテクニックさえあれば、物理学的にも有利とされる長いポールの使用が増え続けていた。


長いポールの使用を流行せた、ロングディスタンス・マラソンレースのプロ・アスリートだけでなく、同レースに出場する一般の市民レーサーにも、新ルールが適用される。


SAJ ルールは、基本FISルールに則っており、今シーズンから日本国内のレースにもこの新ルールが適用されると思って良いだろう。

CLポールの長さ制限は、CLレースでの No Double Pole Zone 導入と同様、約2年前から、伝統的なダイアゴナル走法を今後も維持する目的で検討されてきた。


今回の突然とも言える新ルール導入に対し、各国の殆どの選手が進化する道具やテクニックを無理矢理、ルールで抑え込もうとする行為が理解できない、又は、シーズンインまで約1か月半となった現時点での新ルール発表は納得できない、と不快感を顕わにしているが、個人的に推察するに、ノルウェー・ナショナルチームの選手の殆どは、恐らく連盟から事前に、こう言った動きが水面下であることを知っていて、ルールがどうなろうと、それなりの対応ができる準備はしていたのだろうと思う。


日本の学生選手や、国内レースをメインに競技活動を行う社会人選手が、ポールの長さ制限の新ルール以上に、注意を払うべきルールは、CLレースでのテクニック違反(スケーティング行為)。


先シーズンから、ジュリーが違反行為と見なした場合、ビデオによる証拠は不要、又、今まではジュリーに指摘された違反行為に対する言い訳等をする機会が選手に与えられていたが、有無を言わさず一発で失格となる。


近年、インカレ等でもCLレースでの違反行為の警告注意が増加傾向にあるが、警告注意で済んでいたものが、一発失格となる可能性が非常に高く、選手は十分に注意すべきだ。


最後に、実はスケーティングのポールの長さ制限も検討されていることに触れておきたい。今回は見送られたが、今後はどうなるか分らない。




News sourced from NRK (nrk.no)

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