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zoom RSS Fischerのダプルポール専用のCL板: 『Fischer DP』スウェーデンで限定販売

<<   作成日時 : 2016/02/27 16:40   >>

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今朝方Tweetした、Fischer のダプルポール専用のCLの板、 『Fischer DP』又の名をTwin Sklnは、3月に開催される毎年恒例の ロングマラソンレース、 Vasaloppet に合わせて、スウェーデン国内の限られた店にて販売予定。


毛糸のモヘヤ素材の化学繊維状テープが1本の板に2本平行に、グリップゾーンにはられている。このテープ、実は位置が故意的にずらされており、この微妙な差が、テープの材質と共に板のグリップ力と滑走性を高めていると言う。


サイズは197, 202, 207cmのみの展開。


この板は、既にロングマラソンレーサー例えば、写真の元スウェーデン・ナショナルチーム・メンバーの Anders Sodergren や、現ナショナルチームのメンバー、Daniel Richardsson、そして女性選手では、石田正子選手も先シーズンから参戦している、Visma Ski Classics で3勝をあげている Britta Johansson Norgren などに愛用され、既に実績も上げている。


画像


Photo: Kjell-Erik Kristiansen / sweski.com
Posted here only for personal use


5年以上も前から、CLのスプリントレースにおいては、益々パワースキーに拍車がかかり、スケーティングの板をあえて履き、グリップワックス無しの、ひたすらDPでのレース展開が見られるようになってきたが、先シーズンのW杯 Davos 大会より、15kmと言うディスタンスレースで、Petter Northug Jr., Dario Cologna, Calle Halfvarsson の3選手が、とうとうスケーティングの板でレースを出走、今シーズンからはCLのディスタンスレースをスケーデイングのDPのみで滑走する選手の数が、異常なまでに増えている。CLを走るリレーの1走、2走がスケーデイングを履いてDPのみ、と言う光景も今シーズンから見られるようになってきた。


今年の長野県大会、国体予選では同県信濃町出身で、現ナショナルチームのメンバー、レンティング陽選手と、現在高校2年生で、Jr. ナショナルチームメンバーであり、先日ノルウェーの Lillehammer で行われた ユース・オリンピック代表選手、笠原 陸選手 (長野県中野立志館) の2名が、10kmをスケーティングの板で出走しDPのみで完勝している。


個人的にはCLのレースは、ダイアゴナル、OKDP、そしてヘンリボーン (開脚) 有り、DP有りのレース展開が最も見ていて面白いと思うが、時代の流れは確実にパワー系のDPにシフトしている。


スケーティングの板を履いてCLのレースに出走する選手の増加と共に違反行為も増加傾向に有り、伝統的なダイアゴナル走法を今後も守って行くために、FISではルールの厳格化を進めている。


ローグレースの大会数が、欧州と比較して非常に少ない日本では、今後、Fischer DPが販売されるかどうか…? と言ったところだが、世界のトレンドとして抑えておきたい。









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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
クラシカルのレースコースのどこかに必ず、DPのみではクリア不可能な区間を無理にでも設けるしかないですかね?
KATANACHICHI
2016/03/02 22:35
KATANACHICHIさん

ここ数年、そう言った話は既にFISでも出ているのですが、既存の世界各地にあるW杯FIS公認レース会場では、今以上の厳しい急斜コースを設けるのは、コースを掘り下げて作るしかすべが無い、と言われており、それには莫大な費用がかかることから、現状では困難と言われています。

私、個人の意見では、せめてCLのレースではCLの板限定で、FRの板での出走は認めず、コース状に高さ3m程度の低いものでも、ヘンリボーンのみでしか上がれない壁の様な「変則的な」急斜を設ければ、基本この1箇所だけでも、嫌でもCLの板を履かざるおえなくなるのでは…と思います(FRの板でヘンリボーは板が滑って現行のルールだと違反になるので)。

CLのレースでFRの板で出走する選手を見るのはエキサイティングですが、伝統的なダイアゴナル走法を存続させる為には、しょうがないのでは…と思います (私はダイアゴナル存続派です) 。
Blythe
2016/03/03 23:11
いつもたいへん参考になる記事、ご意見を掲載していただきありがとうございます。先日、ジュニアオリンピック参加してきました。全国中学の時に仲良くなったH馬中のY作君との再会も果たせました。彼もH馬高進学ですね。息子はOねっぷに進学しますので来シーズン以後も楽しみです、よろしくお願いいたします。
私もダイアゴナルは存続して欲しいと思います。というか、クロカン初心者導入には必須ですよね?
CLのレースでのF用の板の使用を禁止することになるのかも知れませんね。ちなみにスキーアスロンのCLはFの板で出るのは禁止されているのでしょうか?
KATANACHICHI
2016/03/16 20:24
KATANACHICHIさん

ジュニオリの応援、サポートお疲れ様でした。ジュニア選手が県や学校の垣根を超えてどんどん刺激し合い、将来社会人になってもスキーのみならず、お互い切磋琢磨できる関係ができると素敵ですね。Y作は期待の星ですので、大いに頑張って欲しいと思います。ご子息もOねっぷの優秀な先輩方に刺激を受けて、更なる活躍を期待しております。

ご質問頂いた件ですが、結論から申し上げると、現行のFISルールでは、スキーアスロン前半のCLで、FRの板を履いてDPのみで滑るなら違反になりません。

今シーズンはW杯のリレーでも、1, 2走の選手がFRの板でDPのみで走り切るレースが多く見られ、人間の進化、パワーが可能とするテクニックのみにフォーカスすると、エキサイティングですし素晴らしいとも思いますが、相撲の世界で小柄な力士が巨体を打ち負かすのと同様、パワーだけでなく、様々なテクニックで、多種多様な選手達が、多種多様な戦略(体力、技術、メンタル強化や、道具、ワックス、天候の読み、レース戦略等)で、結果を出す、クロカンならではの面白みを私は感じ続けたいと思っています。こう言った点は、特にCLでは顕著になりますから伝統のクラシカル走法の醍醐味と言っても過言ではないのですよね・・・。
Blythe
2016/03/17 08:26
KATANACHICHIさん

今春のFISコングレスで、CLでFRの板を履いて出走する件についての、具体的なルール作りが話し合われる予定です。簡単にスパットと白黒つけらる問題
ではないので、直ぐにルールが改定され、実施されるには、時間がかかるかもしれません。
Blythe
2016/03/17 08:31
いつも丁寧で詳しいご意見、返信ありがとうございます。こども達の垣根を越えた交流に期待します。
今後も貴重な情報をお願いいたします。楽しみにしております。よろしければ、お時間のあるときにでもご覧いただけますと幸いです。https://www.facebook.com/halhiko.ikebe
KATANACHICHI
2016/03/19 09:24
KATANACHICHIさん

FBページ、拝見させて頂きました。ご自身のハンドルネームにもなっているご愛息を、大変可愛がっていらっしゃること、そして力強くサポートしていらっしゃることが分かります、素敵です。動画も拝見させて頂きましたが、これからが楽しみですね。ご愛息の体調は復活されたでしょうか・・・シーズン終了まで元気に頑張って欲しいですね。
Blythe
2016/03/20 08:13

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